耳の形の変更について

耳の形の変更について

2025-05-27

お世話になっております。オスカーです。

今回は、技術的なお話をする予定でしたが、
他に書かなくてはならない話題ができてしまいました。

このブログに登場するドワーフたちの耳の形を修正した件についてです。

ブログを制作するにあたり、
私は生成AIにドワーフの画像をたくさん作ってもらっています。

その際、AIが作成するドワーフの半数ほどが、尖った耳をしていました。
そのため私は、ドワーフの耳はエルフのように尖っているのが
「標準的な形」なのだと思い込んでいました。

ところが先日、新しいエピソードを執筆するために、
改めてドワーフの見た目の特徴についてAIに尋ねてみた時のことです。
AIからの回答には、耳の形については全く言及されていませんでした。

不穏な気配を感じ、思い切って「ドワーフの耳はどういう形?」と
具体的に質問してみたのです。
すると、私の嫌な予感は的中しました…。

ドワーフの耳は、基本的には人間と同じように丸い形をしており、
尖った耳で描かれる作品は少数派であると説明されたのです。
特に、北欧神話やドイツの伝承、そしてJ.R.R.トールキンの作品に
登場するドワーフたちは、皆、丸い耳だとAI先生は教えてくれました。
念のため、複数のAIに尋ねましたが、同じ回答でした…。

落ち込む中年紳士

この事実にかなり動揺しました。
というのも、主人公のグリムをはじめ、
これまで当ブログで作成した説明画像やキャラクターは、
全て尖った耳で描いていたからです。

公開して間もないとはいえ、
全ての画像を修正すべきかどうか、大いに悩みました。

しかし当サイトでは、できる限り正確な情報をお届けしたい という想いがあります。
特にドワーフのルーツや伝承を尊重したいという気持ちが強くありました。

そのため、公開して日が浅い今のうちに、正しい形に修正するべきだ
という結論に至った次第です。

グリムの画像はすぐに修正できたのですが、 説明画像の修正作業は想像以上に骨の折れるものでした。
修正が必要な画像は、15枚程度ありました。

説明画像は生成AIで作成(編集することもあり)していますが、
吟味を重ねた上で一番いいものを選んでいるため、
どの画像も気に入っていて、極力変更したくありませんでした。

耳だけを差し替えるのが比較的簡単な画像については、
画像編集ソフトを駆使して一つずつ修正していきました。

しかし、中には耳が頭の輪郭から大きく飛び出していて、 背景の描き直しが必要になる画像もありました。

それらは小手先の修正が難しかったため、 やむを得ず一からAIで生成し直すことにしました。
元の画像の雰囲気や印象に近づくよう、何度も試行錯誤を繰り返しました。

納得いく画像を生成できたものもありましたが、
いくつかについては近づけることを諦めましたね。
気に入っていた元の画像については
こちらに掲載することで供養しようと思います。ドワーメン。

修正前の説明画像

今回の件で、生成AIは便利だけど、その情報が常に正しいとは限らない
ということを改めて痛感しました。
今後は、より一層、情報の正確性にも気を配りながら
ブログ制作を進めていきたいと考えております。

以上、よろしくお願いいたします。