お世話になっております。オスカーです。
前回 の記事では、
ブログのテーマをドワーフに決定した経緯についてお話しさせていただきました。
今回は、なぜその表現形式として、ノベルゲーム風の会話劇を選んだのか、
その理由についてお話したいと思います。
まず、このブログを始めるにあたって、
私はドワーフのオリジナルキャラクターを創造したい
という強い願望がありました。
単に既存のドワーフ像を紹介するだけでなく、
私自身の解釈に基づいた魅力的なキャラクターたちを生み出し、
彼らの織りなす物語を描きたいと考えたのです。

また、以前より生成AIで作成した小説に音声読み上げソフトで声を吹き込み、
それを楽しむという趣味を持っておりました。
たとえ無機質な合成音声だったとしても、
文字だけの情報に声が加わることで、物語の世界観がよりリアルになり、
キャラクターたちがまるで生きているかのような感覚がありました。
そのため、この表現方法には大きな可能性を感じました。
ブログにおいても、キャラクターたちに実際に「しゃべらせる」ことで、
読者の皆様にとっても、より身近でリアルな存在として感じていただけるのではないかと考えました。
音声合成について調べていったところ、
個性豊かなキャラクターボイスを作り出すことができる
音声合成ソフトウェア(VOICEVOX)の存在を知りました。
これを利用すれば、私の創造したキャラクターに
それぞれの個性に合った声を与えることができ、
表現の幅が大きく広がると確信しました。
また、「蛙男劇場」や「モモウメ」のような
独特のユーモアセンスのテンポの良い会話劇を中心とした
WEBアニメという表現形式にも以前より注目しておりまして、
限られたアニメーション表現でありながらも、キャラクターの個性や物語を無限に描き出す手法は
ブログという制約のある媒体においても大いに参考になるのではないかと感じました。

複数のキャラクターが登場する会話劇形式であれば、
情報を伝えたい場合も質問と回答という形で説明を分かりやすくできますし、
ボケとツッコミといったユーモラスな要素を取り入れたり、
キャラクター同士の関係性の変化を描いたりと、
コンテンツとしての見所を多く詰め込むことができるのではないかと考えました。
そして、ブログという形式である以上、後から内容を修正できる柔軟性も重要でした。
もし動画形式を選択した場合、
一度公開してしまうと再編集や再アップロードに多くの手間がかかりそうです。
その点、台詞ごとに、テキスト、アニメーション、音声のデータを持ち、
それらをブラウザ上で動的に表示するようなフォーマットにすれば、
容易に修正や加筆を行うことが可能です。
最終的に、これらの要素を総合的に考慮した結果、
ノベルゲーム風のレイアウトで会話劇を展開するという形式が、
私の理想とするドワーフたちの物語を表現する上で、最も適していると判断いたしました。
この形式であれば、私が創造したキャラクターたちの魅力を最大限に引き出し、
読者の皆様に楽しんでいただけると信じております。
次回は、会話劇形式のコンテンツについての少し技術的なお話ができればと考えております。
以上、よろしくお願いいたします。